藍色のキミへ


勇気を振り絞って、中山さんに本音をぶつけた。

年上に、告白されて正直迷惑かもしれない。

でも、中山さんの力になりたいから…

それに、もう逃げるのはやめにしたいから。


「…本当ですか?」

「本当です!」

「嬉しいです」

「えっ!?」

「私も好き…です…」


すき?スキ?好き?SUKI?

すきって好きだよな?
いいんだよね?

俺達両思いなんだよね?


「付き合ってくれますか?」

「ごめんなさい」


…両思いじゃないの?
< 51 / 100 >

この作品をシェア

pagetop