藍色のキミへ


「じゃあ、俺仕事に行きますね」

「いってらっしゃい」


中山さんの笑顔に、またドキドキする。

やっぱり中山さんが好きだ。
ドキドキが止まらない。


「また来ます」

「待ってますね」


人生捨てたもんじゃないと思った。

だって、中山さんが側にいるだけでいつも見ていた景色がこんなにも輝いて見える。


嫌なことがあって、笑いとばせる。


愛ってすごいと思う。
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