藍色のキミへ


朝ごはんも食べ終わって、先生が今後の予定を確認するとゆうことで、診察室みたいなとこに通された。



「怪我が完治した後は、リハビリを行うのでしばらく入院していただきます、なにかご不明な点、不安な事などは、ありますか?」

「…あの、中山さんの朝ごはんのメニューが違ったんですけど………」

「中山さんはね酷いアレルギー持ちなんです、魚はもちろん海に携わる全ての生き物が、食べれないんですよ」

「…………え?」

「だから、魚介類などは決してすすめないでくださいね」

「……はい…」

「彼女と、同室はなにかと大変だと思いますが、とてもいい子なのでよろしくお願いします」


俺は、なんて無神経なことを聞いてしまったんだろう。
謝らなくちゃいけない。

でも、もう触れちゃいけない話題かもしれない。

どうすればいいのか、わからない。

でも、謝ろう。人として、当然だ。
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