藍色のキミへ
いつまで理性を保てる?
中山さんを、めちゃくちゃにしてしまいそうだ。
中山さんを大切にしたい。
だけど、我慢出来るか不安で仕方ない。
「宇宙さん、晩ご飯何にします?」
「ハンバーグとかどうですかね?」
「食べたい~!ハンバーグにしましょ!」
「スーパー寄りますね」
スーパーで食材を買ってても、車を運転してても、頭の中は中山さんのことばかり。
時間は、あっという間にすぎて気がつけばキッチン。
「作っていいですか?」
「お願いし……」
「…宇宙さん?」
男は、エプロンに弱いって言うけど本当にその通りだと思う。
だって、現にエプロン姿の中山さんにメロメロなんだから。