藍色のキミへ


大好きな人との、初めての行為だから死んでも忘れないように必死に脳裏に焼き付けようとした。

だけど、中山さんの反応を見ているうちに止まらなくなっていった。



「…やっ…宇宙さん…、ちょっと待って…」

「…なんでですか?」

「……恥ずかしい…っ…」

自分から言ったのに、そんなこと言う中山さんが可愛くて仕方なくてどんどん止まらなくなった。



「…やぁ…っあ…、宇宙さん待って…」

「もう止まんない」

「宇宙さんっ…やぁ…」

「…やだ?」

「……嫌じゃない…」


こうして俺達は結ばれた。





< 97 / 100 >

この作品をシェア

pagetop