君の肌を壊す夜



この香りも


その声も


この温もりも全て…



全てが彼女だった。




俺が彼女と他人を間違えるわけがない。



「紗雪?本当に紗雪なの?!」



「あたしが、あたしじゃなかったら、あたしは一体誰なのさぁ」


酔っ払ってる


けど、彼女は間違いなく俺の大切な人に間違いは無い。


そう、確証した時




泣けるほど嬉しかった。



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