君の肌を壊す夜



空っぽだったはずの心が


引き裂かれるように痛い。



涙が


彼女の指輪に落ちては砕けるように弾ける。




このまま



道端に棄ててやろうかとも考えた。



けど



俺にはできない。





例え、貴女が俺を裏切った事が真実だったとしても…



それでも俺の気持ちは冷めないまま燻ってる。




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