君の肌を壊す夜



嫌なはずなのに


触れる唇が甘くて


頭が痺れるような感覚。



大翔とのキスでは感じた事のない、思考が麻痺していく感覚。



今ならまだ引き返せるのに…


絡まる舌の熱さと


彼の指先の温度が


あたしを


麻痺させる。



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