君の肌を壊す夜



「…直接、本人達に聞いて見ればいいのに」


それは出来ない。


あたしの中で今1番、信用できないのは大翔なんだ…。


彼は何かを隠してる。


きっと、聞いたって彼の都合の良いように丸め込まれるだけに違いない。


優貴こそ…


もう会いに行けるわけない。


最後に別れた日の


彼の瞳を


忘れられない…。



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