君の肌を壊す夜




お互い、会社の寮を出て一人暮らしを始めた頃


今までよりは会うのが少なくなったけれど、相変わらず私達は仲が良かった。



そんな時、親友の紗雪に恋人ができた。


気恥ずかしそうに写真を見せてくれながら「結婚を前提に付き合おうって言われたの」って頬をピンク色に染めた。


羨ましい半分…

ううん、それ以上に親友の幸せそうな顔を見れるのが嬉しかった。


写真に写る爽やかなスポーツマン風の彼。


< 180 / 250 >

この作品をシェア

pagetop