君の肌を壊す夜
お互い、会社の寮を出て一人暮らしを始めた頃
今までよりは会うのが少なくなったけれど、相変わらず私達は仲が良かった。
そんな時、親友の紗雪に恋人ができた。
気恥ずかしそうに写真を見せてくれながら「結婚を前提に付き合おうって言われたの」って頬をピンク色に染めた。
羨ましい半分…
ううん、それ以上に親友の幸せそうな顔を見れるのが嬉しかった。
写真に写る爽やかなスポーツマン風の彼。
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