君の肌を壊す夜



だから、私は私で大翔と別れるように毎日必死に紗雪を説得した。


親友が無惨にも不幸になっていくのを黙って隣で見てるなんて私にはできなかった。



だけど


私の知らない所で


紗雪と大翔の弟…優貴との関係が密かに続いてるのを知ったのは


ちょうど彼女が大翔と付き合って一年が経った頃だった。


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