君の肌を壊す夜



加速する鼓動を抑え切れない


最低なあたしは


それでも、何事もなかったように大翔に接してる。



自分がこんな女だったなんて…



あたし自身でさえ知らなかった。



『今度の日曜な!』


「うん、分かった。」


電話を耳にあてながらカレンダーに丸印しを書き込む。


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