君の肌を壊す夜






約束の日曜日。


この日のために買ったワンピースを着て、そわそわしながら待ち合わせ場所で大翔が来るのを待っていた。



緊張するのは、彼の家族に会うからだけじゃない。


実のところプロポーズされて以来、大翔に会うのも二ヶ月ぶりなんだ。


この二ヶ月で、あたしはまた体重が落ちた。


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