君の肌を壊す夜



身長も低くて胸もなくて…


大翔の理想の女性からひどく掛け離れてる。


「もう少し太れよ。」


少しふっくらした子がタイプの彼は会うと必ずあたしに太れと言う。



こぼれそうな溜息を飲み混んで


何一つ、大翔の好みに合わせられないあたしに、彼がなんでプロポーズしてくれたのか不思議でたまらない。


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