君の肌を壊す夜



大翔の中であたしは…


そういう事を言わないキャラなの?







もしかして



そういう心配をされるのが嫌なの?




言葉を失った二人の間に、気まずい空気が流れて


「あそこの店にしようか?」とその空気から逃げるように大翔が、デパートを指さした。



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