君の肌を壊す夜



あの夜


あたしが抱かれたのは



婚約者の弟だった…。




その唇に


その指に


その腕に


溺れたあたしが



罪を忘れるなんてしてはいけなかったんだ…。





いくらこの心の奥底に封印しても



神様は見ていた。





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