君の肌を壊す夜


本当にそう言える…?


あたしを呼ぶ声。


あたしを見つめる瞳。


温かい手の平であたしの頬に触れて


あたしを見つめてくれてるはずなのに…


どこか遠くを見ているような瞳。



「愛してる」そう囁かれたら、大翔の全部を信じれるはずだった。


信じようと思った。


例え彼が…



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