見つめて、恋して振り向いて
love〜1〜

一目惚れ




ある日の休み時間。


あれは、ほんの一瞬の出来事だった…


ガラガラ━━…


「美羽〜!」


名前を呼びながら美羽の机に向かう。


「やっほー♪結衣!」



いつも他愛ない話をしてた。


「ねぇねぇ、」


「ん?」


ふと、美羽の隣の席の子が誰か気になった。


「美羽の隣って誰?」


「ん〜?隣は晃亮だよ」


「晃亮??」


「うん、秋沢晃亮。ほらそこに居る髪が真っ直ぐの子」


美羽と晃亮って子の机は窓側の一番前。


その横にある先生用の机に目をやる。


すると3人ぐらいたまっていた。



< 1 / 14 >

この作品をシェア

pagetop