タイムリミット

「心配した……。」


明里ゎこんな俺にあきれるかな…


だって明里ゎ、ただ倉庫の前の海を見に来てただけだから。


こんな束縛みたいな事したくないケド…


でも、勝手に体が動いちゃうんだ。


「佑…ごめんね。もう心配かけないから、そんな顏しないで??」


俺の顏をのぞきこむようにして優しく問い掛ける明里。


今度ゎ明里に心配掛けちゃったな。


情けねぇな、俺。


「うん、お願いだから俺から離れないで。」


男らしくいたいのに…


こんなキャラじゃねぇのに…


明里にゎ甘えちゃうんだ。

なんでだろ?







その答えゎ意外と簡単かもな。



「俺を捨てないで…。」


< 7 / 146 >

この作品をシェア

pagetop