私をカメパに連れてって!!【仮面de企画】



『私はこんな性格じゃない』


『顔だけ見て近づいてくるな!』


『キャンパスの華ってなんだ!』



「とか?」


「もういい!やめて!」



私は恥ずかしさで俯いていた


ああ…不覚…


よりによってあの叫びをこいつに聞かれていたなんて…



「まあ、それだけじゃ確信出来なくて…
俺が初めて話しかけたの覚えてる?」



私はその言葉に頷いた


そりゃ大学一のチャラ男が話しかけてきたからよく覚えてる


だけどそれだけじゃなくて一番ムカつく言葉を言われたから



『あんたの顔、超好みだから付き合わねー?』



「そうそう、そしたらその時は涼しい顔してかわしたくせに、その日の雄叫びは

『あんな顔だけのチャラ男なんかと付き合うかバカ野郎』

だった!」



はぁ〜…


なんかすごい笑ってる…


何が楽しいのよこの男は…





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