私をカメパに連れてって!!【仮面de企画】



「もうそれから真琴のことが気になって気になって」


「はぁ…あんた変わってるわね…」



まさかひたすら隠してきたこの性格を



よりにもよってセイヤに、しかもそんな前からバレてたなんて



「だって俺もそうだったからさ」


「え?」



セイヤの少し悲しそうな顔が瞳に写って胸がキュンとした



今度は捨てられた子犬みたい…



「昔から俺の見た目とか、肩書きとかで寄ってくるやつばっかりだったから…
毎日うんざりしてた」


「………」




そうだよね…


あんな大会社の御曹司ともなれば、同世代だけじゃなく



色んな思惑を持った大人達も寄ってくるから私より酷いかもしれない



「だからかなぁ〜真琴にどうしても振り向いてもらいたくなって
今回、このパーティーの招待状を出したんだ」



『容姿は気にしナイト』



「まあ一種の賭けだったけど、本当に来てくれるとは思わなかった」









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