私をカメパに連れてって!!【仮面de企画】



うわぁ…


ネーミングセンスはとりあえず置いといても


なんか、容姿を気にしないなんて今の私にピッタリの企画かも…



そんなことを考えながら知らず知らずに胸が弾んでいく



「へぇ〜仮面クリスマスパーティーなんて素敵じゃない!」



突然、背後から声がして振り替えると

そこにはお母さんが私の後ろから、ソファーの背中をひじ掛けにして招待状を覗き込んでいた



「いいじゃない、行ってくれば?」



「ええ!?でも何か胡散臭いし!こんな人知らないし…怪しくて行けないよ!」


私は心引かれながらも差出人の名前に覚えがないせいにして、心とは裏腹にそんなことを口にしてしまう



まったく素直じゃない自分に少し呆れる…



「柚木一星かぁ…どっかで聞いたことあるわねぇ〜」


「うそだぁ…何かの詐欺じゃんこんなの!」



そう言いながらポイッと招待状を机に投げた


でも実際にそうかも


ノコノコ行って高い物を売り付けられちゃ〜たまらい




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