私をカメパに連れてって!!【仮面de企画】
「聖夜に生まれたからセイヤ、なんかロマンチックじゃね?」
そう言っておどけたように笑う
それは学校でよく見たチャラ男のセイヤ
「二十歳の誕生日に、じーさんが何が欲しいって聞くからさ」
私はセイヤから次々と繰り出される意外な話しに、頭をフル回転させて付いていくのに必死だった
「んじゃ、誕生日パーティー開いてくれって言ったの」
そう言って私に近づいて、私の両手を取った
「とんでもない女を招待したいからって」
「え…?」
私を?
とんでもない女って…
どうして…
セイヤは私の疑問に気づいたように言葉を続ける
ニッコリ笑ったセイヤは紳士の顔をしている