苦いコーヒーと甘いココア【短編】





「………っ、」





晴樹にはなんでも




お見通し、か。

















「………ごめんなさい」





気のせいか

いつも冷たさしかない晴樹の瞳が

どこか淋しそうにみえた。












< 9 / 13 >

この作品をシェア

pagetop