We're Square ・・・・Savvy?
威圧的な声を出したのは帰ったはずの虎だった。
「・・と、ら。」
「2度と近寄んじゃねえ。」
「と、虎。」
私も蹴りをお見舞いしてやろうと再び意気込んだけど叶わず。
「帰んぞ。」
私の鞄と腕を引っ掴み、引きずられるようにして教室を後にした。
「待って待って。」
コンパスが違う上に空振りで終わった結果に納得いかず虎を止めようと踏ん張るけど、虎の腕にしがみつく様にしかならない。
「待ってってば!まだ私してない!!」
ヒーーーーーーーー!!
止まってはくれたものの、振り返ったら虎の顔は般若で。
「何が。」
「うひっ!!」
思わず畏縮しちまったじゃないか。
ちびりそうになったじゃないか。
ノンノンノ、女の子だもん。
ちびるなんて事しないよ。
「何がだよ。」
その前にその威圧オーラおさめましょーよ。
とは言えない。
「虎だけズルい。私まだ蹴ってないもん。」
不完全燃焼を訴えた。
プギーーーー!
その高さから睨み下ろさないでくれたまえ。
「・・と、ら。」
「2度と近寄んじゃねえ。」
「と、虎。」
私も蹴りをお見舞いしてやろうと再び意気込んだけど叶わず。
「帰んぞ。」
私の鞄と腕を引っ掴み、引きずられるようにして教室を後にした。
「待って待って。」
コンパスが違う上に空振りで終わった結果に納得いかず虎を止めようと踏ん張るけど、虎の腕にしがみつく様にしかならない。
「待ってってば!まだ私してない!!」
ヒーーーーーーーー!!
止まってはくれたものの、振り返ったら虎の顔は般若で。
「何が。」
「うひっ!!」
思わず畏縮しちまったじゃないか。
ちびりそうになったじゃないか。
ノンノンノ、女の子だもん。
ちびるなんて事しないよ。
「何がだよ。」
その前にその威圧オーラおさめましょーよ。
とは言えない。
「虎だけズルい。私まだ蹴ってないもん。」
不完全燃焼を訴えた。
プギーーーー!
その高さから睨み下ろさないでくれたまえ。