We're Square ・・・・Savvy?
バナーナ
7時半集合。
寝坊すんな。
忘れ物すんな。
虎さん、あんさんは母様ですか。
そう言いたくなるぐらい言われ続けた。
しまいには朝の5時半から電話で叩き起こされた。
『千夏、起きろよ。』
「うん。」
『遅刻すんなよ。』
「うん。」
5分ごとに携帯は鳴り続け『いい加減にしろ。』と言われたのは6時ちょっと前。
こっちの台詞なのに。
『マジで起きねぇと知らねぇからな。忘れ物すんなよ。』
マジ母様ですか?!って言いたくなった朝から。
遠退く意識をなんとか手繰り寄せ、這いずりながらベッドから出る事に成功した。
虎様のお陰で寝坊も遅刻もしなかったけど、頭は覚醒しておらずどうやって学校に来たか覚えてない。
気が付いたらバスの中でバナナをムシャムシャ頬張ってた。
「スゲぇな。」
覚醒したのは虎のこの言葉。
ハッとした。
気分は自分のベッドの中だったのに、目が覚めたら自分の部屋じゃなく虎の声が聞こえたから。
口の中に違和感があって現状を把握出来なかった。
「大山さんの前世って猿だったに違いない。うん、きっとそうだ。」
前の座席に居る森川は後ろを向き、1人でうんうん頷いてる存在も寝起きにはとてつもなくイライラする。
「西の前世は何だろうな、う~んティラノザウスル辺りかな。オレの前世はな、この前見て貰ったんだけどよトイレットペーパーだって。信じられるかい?!このオレがだぜ。インチキだよな。絶対にオレはかぐや姫の生っガッッ!」
「千夏ってスゲぇな。」
やっと静かになった。
寝坊すんな。
忘れ物すんな。
虎さん、あんさんは母様ですか。
そう言いたくなるぐらい言われ続けた。
しまいには朝の5時半から電話で叩き起こされた。
『千夏、起きろよ。』
「うん。」
『遅刻すんなよ。』
「うん。」
5分ごとに携帯は鳴り続け『いい加減にしろ。』と言われたのは6時ちょっと前。
こっちの台詞なのに。
『マジで起きねぇと知らねぇからな。忘れ物すんなよ。』
マジ母様ですか?!って言いたくなった朝から。
遠退く意識をなんとか手繰り寄せ、這いずりながらベッドから出る事に成功した。
虎様のお陰で寝坊も遅刻もしなかったけど、頭は覚醒しておらずどうやって学校に来たか覚えてない。
気が付いたらバスの中でバナナをムシャムシャ頬張ってた。
「スゲぇな。」
覚醒したのは虎のこの言葉。
ハッとした。
気分は自分のベッドの中だったのに、目が覚めたら自分の部屋じゃなく虎の声が聞こえたから。
口の中に違和感があって現状を把握出来なかった。
「大山さんの前世って猿だったに違いない。うん、きっとそうだ。」
前の座席に居る森川は後ろを向き、1人でうんうん頷いてる存在も寝起きにはとてつもなくイライラする。
「西の前世は何だろうな、う~んティラノザウスル辺りかな。オレの前世はな、この前見て貰ったんだけどよトイレットペーパーだって。信じられるかい?!このオレがだぜ。インチキだよな。絶対にオレはかぐや姫の生っガッッ!」
「千夏ってスゲぇな。」
やっと静かになった。