君に伝えたいことがあるんだ
少し、泣いてしまったことに恥ずかしい。

「さぁ!朝ご飯にしましょうか」

あきちゃんにつれられて、私は階段を降りていく。
リビングには、2人の男の子がいた。
え~っと、たぶん弟なんだろう。

「あー!!お姉ちゃんだ!何でなんでー!?」

「こら!悠真。挨拶が先でしょうが」

イスに座っていた小さな男の子。
悠真くんか…
それにしても、かわいい。
悠真くんは、私の目の前に駆け寄ってきて、元気いっぱいだ。

「おはようございます」

「おはよー!!お姉ちゃん」

かわいい笑顔で、挨拶を返してくれた悠真くん。

「ほら!お姉ちゃん一緒に座ろう。こっちこっち!」

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