空を見上げる皇帝ペンギン。
数分後、桃葉ちゃんと無事合流出来た。
やはり、フランクフルトを持っていた。
「気付いたら2人とも居ないんだもん、びっくりしちゃった。」
「の、割に並び続けるお前の根性が凄い。」
「あれだけ並んだのに、勿体無いもん。」
お昼ご飯に買ったものを食べて、家に帰る。
私は、周防くんに会わない間。
何度周防くん、と頭の中で呟いたんだろう。
夜中、時間を確認すると12時頃。ベッドの中で寝返りを打つと、周防くんの姿が見えた。
夢かと思った。
ただ、それを確認する前に周防くんが部屋を出て行ってしまう。