空を見上げる皇帝ペンギン。
外部緋睡。小学校でも中学でも高校でも目立たなくて、特別勉強が出来るわけでもなく運動は出来ない類に入り。
簡単に言えば、先生に名前を覚えて貰えなくて、毎回出席簿を確認させてしまう女子生徒。
私なら、そういう風に私の説明書を書く。
「俺は、入りたかった高校じゃなかったから。あんまり、寂しいとかは思えない。」
驚いた。
周防くんにも、思い通りにいかないことがあっただなんて。失礼かな。
「私もだよー。でも、三年も居ると染まって、結局ここで良かったなんて納得しちゃう。」