空を見上げる皇帝ペンギン。

「行っても良いの?」

「勿論。」









お昼ご飯を用意して、練習場に着いた。練習場の観客席に座って、周防くんの大学の人達を見る。

どうやってこうも背が高い人ばかり集められるんだろう。なんて、くだらない事を考える。

周防くんはつまらないよって言っていたけど、私にとっては全部が新鮮でつまらないことなんて無い。


「あ、始まった。」


ミーティングみたいのが終わって、人が散らばり始める。

周防くんの練習している姿を見るのは、初めてだから、嬉しい。



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