空を見上げる皇帝ペンギン。

店員さんの視線が痛かった…。背中をさすっていると、抹茶ラテが運ばれてきた。


「お待たせいたしました、抹茶ラテです。」


可愛い店員さんがそう言って去っていく。その背中を見ていると、桃葉ちゃんが口を開いた。


「まさかあのブランドでミサンガを売ってるなんて…。」

「びっくりする程高かったね。」

「でも、すんなり買っちゃったけど。」


指摘されて固まる。本当に、そう。店員さんもびっくりの速度で私はミサンガを決めた。

これなら、足とかに出来るかな…。

手紙も書こう。可愛い便箋をこの前買ったから、それに書こう。



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