ねぇ、そばにいて。
夕暮れ色に染まる窓の外。
「…ぁ…、やぁっ…」
その光を拒絶するようにカーテンを閉めきった部屋に、いやらしい私の吐息が響く。
想像以上に大きな声を出してしまったらしく、その上で腰を動かす彼は私を見下ろした。
「…っ…悪い…やり過ぎたか?」
律動の激しさが緩み、
もどかしさを感じて私は手を伸ばす。
「いいから……もっと」
私は彼の首に腕を回して引き寄せた。
そんなことで離れないで。
もっと無茶苦茶にしてくれたらいい。
「…煽ってくれるな、お前は」
私の唇に優しいキスを落とした彼は私の要望通り、さっきよりも更に激しく私を貫いた。
「ん…っぁ……っっ……」
「…っ、愛しているよ……」
そんな甘い言葉と共に、
私の意識は途切れた。