鈍感モテgirl
「陸くんと二人で話すのは緊張する…から///
付いて来て?」
「いいよ♪亜矢の為なら♪」
Let's Go〜♪♪
と、言いながらあたしは亜矢を陸くんのクラスに連れてった。
「陸くん!」
「あ、菜穂ちゃんと亜矢ちゃんじゃん」
陸くんはあたし達の元に来た。
ほらほら。とあたしは肘で亜矢をつつく。
「…あっ、あのね。
今度の休日…暇?」
「めっちゃ暇!」
ニコニコと陸くんは笑いかける。
「…じ、じゃあ…
あたしとどっか行かない?」
「マジで?OK、OK」
亜矢ににこやかに微笑む陸くん。
そんな亜矢はグラッと来たに違いない。
「じゃ、それについては、また話そうぜ」
"また話そうぜ"って言われたら……亜矢が。
亜矢は、顔を真っ赤にして嬉しがっていた。