青薔薇姫



「……っ!!」


尚希の言葉が俺の胸に響いた。


そうだ……、俺は柚歩さん直々に言われたじゃねぇか……。


俺以外に誰がやるんだ……!!


「……今から倉庫行くぞ。」


「クスッ……そう言うと思ってましたよ。」


彰人と零也も笑っていて。


俺達はそのままバイクで倉庫に向かった。




倉庫に着くと、水狼はもちろん、傘下の族も全員いた。


が、誰1人話すことなく、倉庫の中はしんみりとしていた。


俺達は気にせず突き進む。


そして俺達は、つい最近まで柚歩さん達6代目の皆さんが乗っていた台の上に乗った。




< 132 / 261 >

この作品をシェア

pagetop