青薔薇姫



「悪いけど、あたし友達と来てるから。」


「じゃあその友達も一緒に遊ぼうぜー♪」


はぁ……。


コイツらには何言ってもダメか……。


殴っても別にあたしはいいんだけどね?


真昼の海なんていっぱい人いるからなぁー…。


うーん…、困った。


「瑞華!!」


紫苑……?


「おいっ!!てめぇら何してやがる!!」


「「「ヒィッ…!!す…すいませんでした!!」」」


紫苑の顔を見るなり、チャラ男達は一目散に逃げていった。


さすが……水狼総長……。




< 161 / 261 >

この作品をシェア

pagetop