青薔薇姫



「……先生?」


「ハッ……なんだ、陽月か…。」


「なんだとは何ですか!!先生が呼び出したくせに!!」


「まあまあ……そう怒んなって。」


「あたし……初日からなんかしました?全く記憶にないんですけど…。」


「陽月は何もしてないぞ。ただ、アイツらに気に入られたなって。」


「………は?」


「今日のあの遅刻4人組にだよ。」


「………それだけであたし呼び出されたんですか?」


「ん?いや、確かめたいこともあってな。」


「……。」




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