青薔薇姫
そうだ、足……!!
あたしはとっさに、腕を掴んでいる不良の大事なところに足を振り上げ……ようとした。
あたしは完全に忘れていた。
たむろっていた不良が、コイツ1人じゃなかったことに……。
ガシッ
「……っ!?」
足に感じる違和感。
思わず目線を足に向けると、残りの2人があたしの足を掴んでいた。
「ちょっ…ちょっと!!やめて!!」
「やめるわけねぇじゃん。パンツ見えるし♪?」
「うひょーっ♪!!ピンクーッ♪!!」
へ…変態だぁっ!!!!
どうしよう……このままじゃホントにあたし……!!