すき。大好き。


「もうっ、せっかくイイ夢見てたのに!!」

「ふ~ん…。まぁ、早くしなきゃ遅刻するけど、イイのか?」


「え!?」


「言った通りだ」


「…マジかぁ~…」


隼人はいつも、冷静に物事を考えていて、私と同い歳だと思えない、大人びた顔立ちをしている。


お母さんが仕事で忙しい事もあってか、隼人に朝仕事を頼んだらしく。

毎日朝は、こうして私を起こしに来る。

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