気分は甘々上々 Vol.
続くのは手の平を返したように、いつも通り親友の声。
「って、紗夜じゃん」
その声に、やたらとカメラに近付いて答える。
「遊びに来ちゃった」
「そんなに近づかなくても見えてるから」
素っ気ない一言に、
「えっ? そうなの?」
なんて言いながら、さらに近づく。
スピーカーから聞こえるため息。
「もう、あんたの鼻しか見えてない……。今、開けるから」
「って、紗夜じゃん」
その声に、やたらとカメラに近付いて答える。
「遊びに来ちゃった」
「そんなに近づかなくても見えてるから」
素っ気ない一言に、
「えっ? そうなの?」
なんて言いながら、さらに近づく。
スピーカーから聞こえるため息。
「もう、あんたの鼻しか見えてない……。今、開けるから」