純情☆デビル
★悪魔の心地よさ★ 《Side -Shizuku-》
「関波君、また90点台とはスゴイね」
「………どうも」
木岡先生が褒め言葉と一緒に差し出して来たテスト用紙を受け取り、席に戻る。
「関波君って頭いいよねーーー」
「ね、今度勉強会やらなーい?」
「やらないから」
キャピキャピ声で話しかけて来る女子達を、冷たく一蹴した。
正信が引きつった笑顔でオレを見ている。
少しだけ正信に向かって舌を出して、返して貰ったばかりのテスト用紙を見つめた。
教科は歴史で………点数は93点。
オレは人間界に来てから、全テストで85点以上を取り続けていた。
「………どうも」
木岡先生が褒め言葉と一緒に差し出して来たテスト用紙を受け取り、席に戻る。
「関波君って頭いいよねーーー」
「ね、今度勉強会やらなーい?」
「やらないから」
キャピキャピ声で話しかけて来る女子達を、冷たく一蹴した。
正信が引きつった笑顔でオレを見ている。
少しだけ正信に向かって舌を出して、返して貰ったばかりのテスト用紙を見つめた。
教科は歴史で………点数は93点。
オレは人間界に来てから、全テストで85点以上を取り続けていた。