この愛を貴方に。




春菜はギロリとあたしを睨むと


「また同じクラスだね。運命じゃん?」


と耳元で囁いた。



あたしは情けないくらい肩を震わせ
静かにうなずいた。


春菜は満足したように微笑み
人混みに消えた。



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