いつか会えるね
「だって、岡田さんの事は、めちゃめちゃ好きだったんだもん…。」

「だーから!そういう事だよ。認めてしまえ!」

楽になるよ…。

と、美穂がつぶやくような小さな声で言った。


そうだ。


私はヒロくんの事、外側で好きだった。


だから、こんなに辛くないんだ。


欲しかったスカートが、サイズ売れちゃって、買えなかった時の様な、残念な気持ち…。


Mサイズのスカートが入らない、そんなムカつきだけ。





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