いつか会えるね
帰り道、薄暗くなった、道をバイクが走って行く。

バイクの音に消されないように叫んだ。

「廣田くん!罰ゲームしなきゃダメ~?!」

「ダメ~!!」


ちぇっ。


「かわりに、チューしてくれたら許す~!!」


どっちも恥ずかしい気がするよ?


「えぇーっ…。」


「どっちか!!」



チクショウ…。








「あーたーしーは、まだよく分かんないけど、全部すきだよーっ!!!!」








なんか言ってよ…。








「オーレーもぜんぶすきーーー!!」







全身が幸せに包まれるのを感じた…。







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