いつか会えるね
☆☆☆


「好きだよ…。」

カラオケボックスで、キスを繰り返す。

「私もだよ…。」

夢のような時間。

私の体を撫でまわす手が、どんどん激しいものになっていく。

反対に、深いキスは、軽いキスに変わった。

「スキスキスキ…。」

チュッチュッチュッチュッ…。

音をたてて、短いキス。

繰り返すスキの言葉。


また長いキス。


そのまま、長椅子に押し倒された。


廣田くんの手が、太ももから、スカートの中の足へと動いていく。


「それ以上はダメ…。」


「…うん。」


止まる気配はないけれど…。




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