いつか会えるね
何が起こったのか、分からなかった。



だって、有り得ない…。



こんなの…、有り得ない…。



甘い言葉に、我を忘れて…。



だって、こんなの始めてだから…。



どうしていいのか分からなかった。




言い訳にもならないよ…。





腕枕から抜けだして、正輝くんのタバコに手を伸ばす。




2年ぶりのタバコを火を点けた。




煙を吐き出すと、頭がクラクラする。



ぼんやりと、寝顔を見下ろした。




正輝くん…。





ねぇ…。





夢ですか…………?






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