いつか会えるね
朝だ…。

カーテンが半分しかない、この部屋は、朝日が眩しい。


コンビニにごはんを買いに行った。

手をつないで歩く。

こんな事に喜んでる私は幼いのかな…?


サンドウィッチとコーヒー。

廣田くんはサンドウィッチと牛乳。

牛乳かぁ。飲んでないなぁ。

なんか若さを感じるのは気のせい?


家に帰って、小さなソファに座る。

「頂きます。」

両手を合わせて、サンドウィッチの袋を開けた。

「ヤバイっ。この犬かわいいっ!」

テレビの犬に興奮して、隣の廣田くんに腕をかけた。

「そほだね。」

あれ?

隣に顔を向けると、サンドウィッチ3枚まとめてかぶりついていた…。

「…ミックスサンドだよね?」

「…うん。」

口いっぱいのサンドウィッチを飲み込んだ。



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