いつか会えるね
「いやぁ、しかし、試験で太ったんだけど」
私が言うと、美穂がしげしげと私を見て言った。
「そういえば…」
私は、顔には肉がつかないタイプで、昔スポーツをしてたせいなのか、全体に肉がついて、丸っこくならない。
自分で言うのも何だが、体重ほどひどいとは、周りの人からはわかりにくい。
のに、わかるって事は、やっぱり60kgの壁は大きいのだ…。
「でしょ…。困りましたよ。これ」
そこで、隣りで聞いてたアンナが入ってきた。
「全然だいじょおぶだよぉ。ちょうどいいよぉ。ねー。りょーこぉ」
「うん。全然大丈夫」
なにが大丈夫なんだ!
とは言えないから、
「えぇーまじやばいよ。いいなぁ二人は痩せてて」
って、頑張って返した。
「だって、男の子ってぇ、あんまり痩せてる女よりぃ、少しぽっちゃりしてる方が好きだよぉ」
少しぽっちゃり?!
かなりだろ!!
「景子ちゃんは、ムネが大きいから、そう見えるだけだよ~」
「うちらなんて、ムネないもん~」
はいはい。もういいですよ…。
痩せてる子って、目が悪いのか?
それとも、嘘つき?
どっちもかな……。
私が言うと、美穂がしげしげと私を見て言った。
「そういえば…」
私は、顔には肉がつかないタイプで、昔スポーツをしてたせいなのか、全体に肉がついて、丸っこくならない。
自分で言うのも何だが、体重ほどひどいとは、周りの人からはわかりにくい。
のに、わかるって事は、やっぱり60kgの壁は大きいのだ…。
「でしょ…。困りましたよ。これ」
そこで、隣りで聞いてたアンナが入ってきた。
「全然だいじょおぶだよぉ。ちょうどいいよぉ。ねー。りょーこぉ」
「うん。全然大丈夫」
なにが大丈夫なんだ!
とは言えないから、
「えぇーまじやばいよ。いいなぁ二人は痩せてて」
って、頑張って返した。
「だって、男の子ってぇ、あんまり痩せてる女よりぃ、少しぽっちゃりしてる方が好きだよぉ」
少しぽっちゃり?!
かなりだろ!!
「景子ちゃんは、ムネが大きいから、そう見えるだけだよ~」
「うちらなんて、ムネないもん~」
はいはい。もういいですよ…。
痩せてる子って、目が悪いのか?
それとも、嘘つき?
どっちもかな……。