キミのために
「双葉ッ」

「亜貴-!!!」

あたしは次の駅で降りて亜貴が待ってくれている元へ走った

「おかえりっ」

「ただいま亜貴♪」

それからあたしたちは手を繋いで一緒に帰った

「ねぇ亜貴、大学行く?」

「俺?当たり前ぢゃん!!!ぜったい学校の先生になるから」

-…亜貴はいいね、夢があって

「双葉は?」

「あたしは大学いきたいけどどこにしようかなァーって…」

「そっか」

ぇ?

【だったら一緒の大学行こうぜ?】

とか言ってくれると思ったのになあ

期待はずれ

「ぢゃァな双葉」

「うん!!バイバイッ」

いつもの様に亜貴は家まであたしを送ってくれた





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