キミのために
「玲、もっと早く気づけばよかった。お母さんに無理させてたって…」

「玲は悪くないょ。誰も悪くない」


「でもやっぱり責任感じちゃって…だからあたしが働くしかないの」

「玲--...」

玲の目は強かった

勇ましかった

あたしはそんな玲を見て玲なら大丈夫だって思った

「双葉、これから迷惑かけるかも知れないけど

また中学校の時みたく仲良くしてくれる?」

「もちろんだょ!!!!いっぱい迷惑掛けてょ!!!!

 玲、また辛くなったらおいで?あたしでよかったらいつでも話聞くからね?」

「ありがとぉ、双葉」



それから玲は昼間はパートとしてショッピングセンターで

夜はコンビニでバイトを始めた

身体壊さなかったらいいけど…


あたしと亜貴ゎ2人で玲を応援するっていうか...見守ることにした









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