全て、キミに
「・・・・・・絶対ななみじゃなきゃ
ダメだって思ってたよ
・・・・・ななみ、嫉妬深いし、
他の女と付き合う気なんて本当
全然なかったよ
・・・・・・・・・・・・・・でも」
れいくんが少し涙声になった
少し涙の浮かぶ目をれいくんは
思いっきりこすって言った
空を見上げて
「俺が好きになったやつを
応援してくれてよかった
助けてくれてよかった
・・・・・・本当にありがとうな、
・・・・・・付き合ってくれてありがとう」